長良川鵜飼を後世に伝えたい

岐阜新聞 Web 経由「長良川鵜飼を克明に記録 初の「大全」完成岐阜市教育委員会が、2005(平成17)年度から2年がかりで実施した「長良川鵜飼習俗調査」の報告書が完成した。鵜匠への聞き取りなどから、現在の鵜飼の姿や漁法技術などを克明に記録した初めての大全。市は、鵜飼の世界無形文化遺産登録に向け、引き続き鵜飼の文化的価値を明らかにする取り組みを進めていく。」
ということで、非常に大変で地味な作業で、このご時世公的機関には予算の付きにくいプロジェクトでありながら、完成にこぎ着けられたようです。岐阜市教育委員会グッジョブ。後は、長良川の河川環境再生に本格的に取り組むことで、長良川に天然遡上の鮎が戻ってくれば、鵜飼の世界無形文化遺産登録も夢ではないのでしょうが、ここは高いハードルですね。ただ、本気で取り組む気があれば、長良川河口堰(ダム)の撤去も可能でしょうから、今回のようなプロジェクトと併せて、頑張っていただきたいところです。