「Web 2.0」と「Boot Camp」

Boot Camp

R30さんなんだかなあ」のエントリに曰く「ええ、もうがっくりですよ。なんつーかですね、トラックバックとコメントを全ページにつければ「Web2.0」だと思ってるんじゃないですか。そりゃぜんぜん違うでしょ。」
ということで、もう最近は「Web 2.0」を語らなければネットに棲息しているのも憚られるような時代でありますが、「Web 2.0」からは一番遠いポジションであろう、うっどぅんしっぷすもなんとかしなきゃなと考えつつも、黄砂で車がまっきっきでそれどころでもない今日この頃、皆様如何お過ごしですか harurin です、こんにちは。そんなことで、とにかく「Web 2.0」なんですが、R30さんのこのエントリにこんな気になる記述が
「こちらのブログでまさにそのものずばり書かれてますけど、お客様の立場に立って考えてサービスするというのは、「Web2.0」とかそういうトレンド以前の、基本の基本なんですよ。そもそもそれってビジネスなんですよね?だったらどこのどういうお客様のためにこのビジネスをやるのかがお客様に伝わらなきゃ、どうしようもないじゃないですか。」
ということで、紹介されている another aspects from txk さんの「生き残るには理由がある - Appleはハードウェアベンダであるということの確認」というエントリが面白いです。
「この記事を読んで、ああこの会社はハードウェアの売上が稼ぎの中心をなす、典型的な製造業者だったんだな、ということを思い出した。文字にしてみるとごく当たり前のように見えるが、今日のPC業界でここまで胸を張って「ハードウェアで飯を喰っています」と宣言できる会社は、寡聞にして他にDellLenovoくらいしか思い浮かばない。Web2.0が云々されるようになってから、改めてソフトウェア産業(もしくはサービス産業)が脚光を浴びるようになった。かくいう私も、Web2.0について論点を整理しているところで、ようやく着手する余裕がでてきたので、近々ここにも記載するつもりだ。ただ、Web2.0を考えれば考えるほど、「モノを作って売る」という単純なビジネスモデルの強さを改めて認識させられるようになった。」
最近話題になった、AppleBoot Camp」を例にWeb 2.0」の問題点を考察いただいています。「お客様の立場に立って考えてサービスする」という基本中の基本を最近の Apple は本当に解っているような気がします。(Apple が駄目だった頃はこれが出来ていなかったのですよね)
R30さんのエントリと併せて、 another aspects from txk さんの「生き残るには理由がある - Appleはハードウェアベンダであるということの確認」のエントリ必見かと。