臨界点を越えた OS と共に暗黒の時代は続く

Robert Fripp-Vista recording

Life is beautiful さん大規模ソフトウェアプロジェクトの臨界点」のエントリに曰く
「私は常々「プロジェクトの大きさと、エンジニアのプロダクティビティは反比例する。だから、ある程度以上にプロジェクトの規模が大きくなると幾ら人を追加しても全体のプロダクティビティは上昇しなくなる」と言ってきたが、ひょっとするとVistaはその臨界点を超えてしまったのかもしれない。」
コンシューマー向けリリースが2007年1月にずれ込むことも決定した Windows Vista 、アプリケーションの取り入れすぎによる OS の肥大化や、セキュリティの問題なども含め、プロジェクトは想像を絶するほど大きくなっているのでしょうね。OS の出来が良かろうが悪かろうが、世の中の8割以上のコンピューターがこの Vista を使わざる負えないわけで、ジョブズの言葉を借りれば
「デスクトップ・コンピューターの業界は死んだ。イノベーションなど存在しないも同然だ。技術革新とほぼ無縁のマイクロソフト社が支配している。もう終わった。アップル社は敗者だ。デスクトップ市場は暗黒時代に突入しており、あと10年はこの時代が続くだろう。少なくとも、1990年代の終わりまで続くのは確かだ」
と。臨界点を越えた OS と共に、やはり暗黒の時代は続くのでしょうか。