デジタル配信に必要なもの

On Off and Beyond さんデジタル時代ミュージシャンの収益構造」のエントリに曰く「ま、その分努力も当然している。こうしたデジタルファンダムを維持するために、毎日ブログを書き、ファンからのメールには全て返事を出す、という細やかさ。ファンレターは一日100通を越すこともあるとのこと。毎日ラップトップに向かっている時間が6時間近いそうです。デジタル時代のミュージシャンは筆まめでデジタルレタラシが高くなければやっていけないということでしょうか。キーボードを叩いて仕事をするのが大嫌いなミュージシャンには辛い時代になりました。」
ということで、PowerBook 使いの Jonathan Coulton さん、自主製作で、ネットでの販売のみ、それも基本的にはフリーダウンロードで、気にいったらペイするというシステムで、月収 3000〜5000ドルというのは、凄い数字ですね。ネット上での努力はもちろん、以下のような「サイトのビジター数が毎日3000、最も人気の曲で50万ダウンロード。CDは自主制作。レコードレーベルは通さず、CD BabyというCD販売アウトソースを利用。CD Babyは、CDの倉庫保存、クレジットカード決済、発送業務を代行してくれる。」
デジタルファンダムをサポートしてくれるシステムも充実していることも、こういったデジタル時代のミュージシャンには心強いところでしょう。CD Baby には日本のアーティストも登録されていて(Corneliusたまのアルバムもあってびっくり)こういったサービスは日本でも登場してきて貰いたいところですね。