ハコモノ行政は世界を巡る

Underconstruction by Taiyo@hatena さん今日は近くに出てみた」のエントリに曰く「ハコモノ行政がここにもーバスの終点、安徽名人館が蜀山索道というケーブルカー乗り場に近かったので、ちょっとのぞいてみたのだが、激しく後悔した。中身はただの蝋人形館で、安徽省に関係のある中国の偉人の蝋人形がジオラマ展示されているだけ。昨日行った三国志の資料館でもそうだったんだけど、作り込んだ仕掛けものが全く動いていないうえに照明もついていない。作ってほったらかしかよ。」
私も昨年北京へ旅行して思ったのですが、せっかくの歴史的な建造物や文化財を生かし切っていないというか、観光客向けの首をかしげるような施設や、メンテナンスが全くされていない名所にがっかりすることがありましたね。歴史的な建造物なんてそのままの状態でメンテナンスさえしていれば充分楽しめると思うのですが、中国でも日本と同じように、観光、箱物、金儲けという図式に便乗した人たちが暗躍して、肝心の文化財の素晴らしさを見失っているのでしょうか。
それにしても、お仕事で出張中でありながら、Taiyo さんの中国レポート、素晴らしいです。私も台湾や韓国へ出張へ行く機会は時々あるのですが、仕事をこなしてくるのが精一杯で、とても真似は出来ません。折しも酒とマックの日々さん中国出張日記を連載されていて、こちらも私と似たようなお仕事環境でありながら、日々の日記のテキストの量も質も半端ではなくて毎日楽しみにさせていただいていました。私も次の海外出張時にはお二方を見習って、珍道中記頑張ってしたためたいと思います。