4年振りのニュー・アルバム Lucinda Williams

・最近のヘビーローテーションルシンダ・ウィリアムズの4年振りとなるニュー・アルバム「West」が素晴らしいです。universal-music のLucinda のオフィシャルサイトによりますと「オルタナ・フォーク界の女王=ルシンダ・ウィリアムズの最新アルバムが到着!79年にカントリー&ブルースの名曲の数々を収録したアルバム『ランブリン・オン・マイ・マインド』をリリース以来、常に独自の姿勢貫き通し、鼻にかかった音階を自在にスライドする、ソウルフルでエッジの効いた個性的なヴォーカルに彩られた熟練のスタイルを確立。2001年、アルバム『エッセンス』では見事グラミー賞を獲得した、オルタナ・フォーク界の女王=ルシンダ・ウィリアムズの4年振りとなる期待のニュー・アルバム」
ということで、「鼻にかかった音階を自在にスライドする、ソウルフルでエッジの効いた個性的なヴォーカル」が個性的すぎて好き嫌いがはっきりしてしまうルシンダですが、ハル・ウィルナーのプロデュース、Bill Frisell のギター、Tony Garnier のベース、Jim Keltner のドラムスを迎えたこの「West」、前半抑制のきいたアコースティックな曲から後半のハードなナンバーまで緊張感を漂わせながらも一気に聴かせます。カントリーロック、個性的過ぎるボーカルと日本ではなかなか受け入れられないルシンダ・ウィリアムズですが、このアルバムはそんな小さな事を全く気にさせないパワーを感じさせて、日本でもブレイクの予感。現在全米ツアー中のルシンダ、来日コンサートも期待したいですね。