ソニー ウォークマンの切り札

ITmedia +D LifeStyle 経由「ソニー、カードタイプのH.264ビデオ対応ウォークマンー新製品はウォークマン Aシリーズとしては初めてカード型のボディデザインを採用。
最薄部8.3ミリ(サイズは幅43.8×高さ88×奥行き9.1ミリ)の筐体には2.0型(解像度は320×240ピクセル)の同社製カラー液晶を搭載しており、ジャケットやデジカメ画像などをカラー表示できる。動画の再生にも対応した。再生可能な映像コーデックは汎用性の高いMPEG-4(SP)とPSPiPodでも採用されているAVC(H.264/AVC)baseline Profile、音声コーデックはAAC-LC(最大2チャンネル、最大ビットレートは1チャンネルあたり288kbps)。ビデオコンテンツの再生時には本製品のポジションを縦/横(右手操作)/横(左手操作)に切り替え可能で、画面表示にあわせて対応するボタンも切り替わる。」
iPod nano のビデオ視聴可能版というポジションの、ビデオ対応ウォークマンが登場。デザインについては個人的な好みの問題もありますのでさておくとして、スペックを拝見した感じではなかなか気合いの入った逸品。解像度は320×240ピクセルiPod Video のスペックには及びませんが、コンパクトな筐体を重視すればまぁこんなところでしょうか。相変わらず Mac には対応していなくて、「Image Converter3」と「SonicStage CP(ソニックステージ シーピー)」の組み合わせで使いこなすソフトウェアもiTunes のようにスマートとは言えませんが、このサイズでビデオ対応を果たしてきたソニーの巻き返しがなるか興味のあるところです。実売想定価格は8Gバイトのメモリを搭載したNW-A808が3万3000円前後ということで、iPod 30GB が2万9800 円ということを考慮すると価格ではもう少し頑張りたいところですね。
CloseBox and OpenPod さんの「H.264ウォークマンは「ビデオiPod nano」になりうるか?」のエントリもご参考に。