ユーザー・インターフェイスのデザイン・ポリシー

Life is beautiful さんユーザー・インターフェイスの設計に大切なのはデザイン・ポリシー」のエントリに曰く「ユーザー・インターフェイスのデザインは、絵画や建物のデザインと同じで、「どちらの方が絶対に優れている」などと客観的なものさしで計れるものではない。だからこそ、「使い勝手と機能のどちらをを優先するのか」などのトレードオフに出会った時に、明確な答えを与えてくれるはっきりとしたポリシーを持って取り組むことが大切なのだ。」
最近話題の Youtube を見るためのサービス「Rimo」と「oreseg」を比較してユーザ・インターフェイスについて考察されています。確かに「oreseg」は使いやすくカテゴリ分けもされているし、見た目も派手なデザインで機能的に感じますが、実際にはシンプルで一見使い勝手が悪そうな「Rimo」の方が Youtube を見る目的にはあっているのですよね。同様のサービスでは「DARAO」というのもあって、これが「Rimo」と「oreseg」の中間的な位置づけで、機能もインターフェースも私としてはお気に入り。ユーザ・インターフェイスについては、WindowsMac OS での比較がいつもされますが、Life is beautiful さんも仰っているように、「どちらの方が絶対に優れている」ということではなくて「明確な答えを与えてくれるはっきりとしたポリシー」があることが大切なんですよね。どちらにポリシーがあるかは明確ですが。
少し内容は違うのですが、Youtube を見るためのサービスについては、音楽配信メモさんの「「Rimo」への違和感について考えてみた」のエントリもご参考に。