インターネットの父インタビュー

another aspects from txk さんヴィント・サーフの記者会見」のエントリに曰く
IPv6もこれと同じである。そこでどんなアプリが利用され、どのようなサービスが展開するのか、さらにいえばそれが何を変え、どのような便益をもたらすのか。そういう利用イメージがなければ、インフラのデザインなんてまともにできるはずがないのである。これは「サービスとプラットフォーム」についても同じことが言える。サービスなくしてプラットフォームなし。そしてサービスの変化に応じてプラットフォームも変化しなければならない。一度そのサービスが栄華を極めたからといって、その当時の興隆を維持できていないのであれば、そのプラットフォームは作り直されるべきである。」
ヴィント・サーフの記者会見レポートはこちらから、この記事に関連した黒坂達也さんのコラム「われわれは“ネットの父”を越えていかなければならない」もチェックしていただければこのエントリに関する全容が把握できます。技術インフラとアプリケーションというのは色々な分野で永遠の課題になっていますが、インターネットの父ヴィント・サーフの記者会見で僅かながらもヒントが見えているような。なにより
TCP/IPという「インターネットを含むすべてのIP網の基盤」を作ったヴィント・サーフがGoogleに移ったという事実(とその裏にある意志決定)が、すでに半分その答えだったのである。」
と書かれていることに尽きるのかも思いますが、Google がこの分野でも一歩先の世界を見据えているのが解ります。優秀なアプリケーションが供給されれば、自ずとインフラは整備されてきますからね。