ネットから現実社会を動かす

音楽中心日記さん経由、音楽配信メモさんオリコンが自分たちに都合の悪い記事を書いたジャーナリストを潰すべく高額訴訟を起こす」のエントリに曰く「だから、このエントリを読んでくれた人は「なんか音楽業界とか出版業界で揉めてるんだね」とかそういう意識じゃなくて、現実の自分たちの生活に関わってくる問題として捉えて欲しい。もう対岸の火事じゃないんだよ。力を持っている連中が自分たちの都合の悪いことをシステマティックに潰せる仕組みができあがりつつあるんだから。そうなったらもう左とか右とか、関係ないよ。烏賀陽さんはメールの冒頭で「みなさんのお知恵、お力を貸してください。記事にしてください。ブログに書いてください。ウエブサイトに載せてください。メールを転送してください。言いふらしてください」と書いた。みんなができることは簡単だ。このことをリアルの社会で話のネタにしたり、ふざけるなと憤ってネット上で「今こんなことが起きているんだよ」と広めてくれるだけでいい。それが大きなうねりになれば、オリコンだって態度を軟化させざるを得なくなる。」
烏賀陽弘道氏の「【緊急事態】「オリコン」が烏賀陽個人を被告に5000万円の損害賠償訴訟/これは武富士と同じ手口の言論封殺の恫喝訴訟じゃないか?」と津田さんのエントリをとにかく読んでいただきたい。日本の音楽業界にはこういった怪しげなシステムが多すぎまから、記者としても記事として取り上げるのは当然のことと思いますし、そういった記事に対しては堂々と反論すれば良いのではないかと。大企業がいきなり個人を被告に5000万円の損害賠償訴訟、オリコン側からは何も反論が出ておらずいきなり訴訟という経緯なので、詳しい事情は計りかねますが、こんなことが普通にまかり通る世の中には私も絶対になって欲しくないです。