ニューアルバムではないわけで

音楽中心日記さん「11/23 日 Glass Onion」のエントリに曰く「ギャラガー兄弟に「クズ」よばわりされてしまった可哀想なアルバム。でも僕はけっこう楽しめました。ジョージ・マーティン卿と息子ジャイルズ君は、このアルバムに収められた26のトラックを作るために、120曲以上の音源を使って切り張りをおこなったらしいんだけど、そういう意味での密度は濃いです。」
こんな田舎のCD ショップでも発売日に一番良い場所に陳列されていて、さすがビートルズだなぁと感心してしまったのですが、音楽中心日記さんも仰っているように、ビートルズの新作として販促するのは反則かと。オヤジギャグはさておき、ギャラガー兄弟ならずとも、コアなビートルズファンからは酷評されてしまうかもしれないこの「LOVE」ですが、私もとても楽しめました。ジョージ・マーティン卿と息子ジャイルズ君が切り貼りに使った音源(フレーズ)は、それぞれメインになる楽曲の雰囲気はそのままに、マジックのように溶け込んでいて全く耳障りなところが無く、プロの仕事だなと思わせます。しかし「Get Back」のイントロにはやられました。