真剣に言葉と向き合う必要性

svnseeds'ghoti!さん感想文:はてなブックマークに寄せられたコメントを読んで」のエントリに曰く「文章というもの、あるいは言葉といっても良いだろう、は人により、また場面により、様々な使い方をされるものだと思う。それをひとつの型に押し込めようとするのはそもそも無理がある、とはよく言われることだ。しかし本当にそうだろうか。友人のメモの公開をきっかけに、思いがけず長い尻尾の先にいる人々から多くのコメントを寄せられ、日本の国語教育のあり方について、また私たち一人ひとりが真剣に言葉と向き合う必要性の重大さについて、改めて考えさせられたことであった。」
はてなブックマークでも注目のエントリ「日本語で上手な文章を書くには:10の「べからず」」についてのご本人からの回答なのですが、確かに日本語文化圏以外の環境で日本語教育を受けた方からすれば、今の日本の状況は、奇異に映るのかもしれません。特にウェブ上の文章については、10の「べからず」にある「主張は断言せず、曖昧に述べなくてはいけない」というところなど、ブログの炎上問題も含めたウェブ上の特殊な環境がそうさせていることも可能性として考えられるのではないでしょうか。最近の若者は日本語が乱れている等の意見も聞きますが、ブログなどの文章はこういった厳しいルールの中で鍛えられる環境があって、そういった発表の場が少なかった昔に比べれば、レベルは高いのかもしれませんね。私も文章とはほど遠いエントリを毎日書き続けているわけですが、10の「べからず」を参考にもっと修行しないとな〜。