純情きらりの秘密

天漢日乗さん試金石としての「純情きらり」」のエントリに曰く「純情きらりは、津島佑子原作『火の山ー山猿記』をドラマ化したものだ。問題は津島佑子の父は太宰治で、津島佑子の姉園子の夫は、旧橋本派を引き継いだ津島雄二議員だということだ。現役の有力自民党議員の妻(というか津島議員が婿入りしているわけだけれども)の実家が朝ドラの舞台になる、なんてことは、今までなかったのではないか。」
ということで「こんなに朝ドラが露骨に政治利用された例はないんじゃないか」と憤っておられますが、確かにそのバックグラウンド(NHK の体質、大衆宣伝)とか考えると危険な部分もありますよね。ただ、私も「純情きらり」は朝の連続ドラマとしては久々にはまっていて、週末のBS での連続放送分を録画して楽しんでいたり、津島佑子原作『火の山ー山猿記』も読みましたが、それで自民党津島雄二議員万歳なんてことには全くならないのですが、一般的には小泉ブームのこともあるし、こんな考え方もしてみるべきなのかなと思いました。でも出来ればそんな生臭い話は抜きで「純情きらり」は楽しみたいですね。