Winnyでなくとも情報漏洩は起こる

大西 宏のマーケティング・エッセンスさんちょっと変だよ。Winnyでなくとも情報漏洩は起こる」のエントリに曰く
「日経に「防衛庁が漏洩庁じゃ困る」と書かれた先般の自衛官の事件や愛知県警の事件でも、どうしてそんな資料を自宅に持ち帰るのか、また持ち帰れるようになっているのかこそ問われなければならない問題のような気がします。」
確かに原因の一つは、Winny をインストールしていたということですし、違法な目的で Winny を使うということはあってはならないと思いますが、Winny を入れないことだけで解決策とするのは問題でしょうね。
「最も確実な対策といえば、そういった公務に携わる人が、自宅にファイルを持ち帰らないことじゃないでしょうか。」とか「これだけ情報管理が甘いと、意図的な情報漏洩も起こっていると考える方が普通です。こちらのほうは漏洩していてもなかなか発覚しません。」
と大西さんが仰っているように、重要な情報を扱う公的機関では、情報管理についてもっと厳しく見直していただかないと駄目だと思います。Winnyスケープゴートにして被害者のような顔をして、相変わらず重要ファイルお持ち帰りでは、日本の伝統行事となった情報流出、まだまだ続いてしまいますよ。