音楽を愛するということ

音楽中心日記 さん「2007年6月8日(金)Lots of drops of brandy」のエントリに曰く「でも、本編が終わりステージを去る時に、にやりとしながら、その子供に手を振っていったパディ・モローニはさすがでした。度量のひろいおっさんです。」
私もとても行きたかったのですがどうしても都合がつかず涙を呑んだ、岐阜県可児市文化創造センターで行われた、ザ・チーフタンズの来日公演のレビューでのエピソードなのですが、私もこういったコンサートに子供さんを連れてこられるお母さんの無神経さにまいったことがありますね。確かにそのアーティストが大好きで、どうしても子供の面倒を見て貰える都合がつかなかった時に、こういったシチュエーションになってしまうのは仕方ないかと思うのですが、本当のファンなら、子供を連れて行くべきではないと思います。話の流れでは子供を預けることが出来なかったのではなくて、ザ・チーフタンズの音楽を聴かせたかったともとれますが、3、4歳の子供さんには無理だったのでは。ただ、引用させていただいたパディ・モローニのエピソードで救われた気がしました。このお母さんの行動の善し悪しは別として、一番こういったことが気になるアーティストがその子供のことを気にかけていてくれたとは。お母さんがこの事に気付いてくれて、今回のこと(きっと本人が一番解っていると思う)考えてくれると良いのですが。